シシ垣を追って 其の5 とうとう・・・
2014年 05月 21日
先日「日本のシシ垣」という本を入手し、地元教育委員会から文化財としてのシシ垣の情報をいただき、愛南(西海)のシシ垣の形態がわかったので再度外泊へ。元々先月27日に石垣(集落)を撮る為に行ったつもりが集落の山手の旧段畑を雑木を伐採して見えるようにし始めていることに気が付き、それなればあると言われているシシ垣を見たいなと山中に入ったことが事のはじめ。
今回はたまたまシシ垣を知る地元の人にすぐ会えたので確実に発見することができました。
というか地元の人が誘導看板と散策道を既に整備していて誰でも行けるものでした(汗)
「シシ垣知ってます?」って聞いた私でしたが、たぶんほとんどの人が存在を知ってますね。
外泊の手前、中泊からも見れる稜線の一部の伐採が進んでいて、木の根に段らしきものが見えていたんです。それがそうかと聞いたらそうだとの話、案内看板もその位置を指すものでした。永年史跡巡りをしているとこういうときにビンゴきますね。
GPSロガーを身につけるほどのものでもなく、端から公道までは数十mというポイントまで知ることができました。←次回から車でスタートポイントまで行けると言うことです。御返しに近い将来GPSを使って地図上に落としてあげたい位です。尾根から山腹にかけて造られたシシ避けの石垣山中に数キロにわたって存在するようです。 続く。
映像は中泊から外泊を含めて写したところ。尾根の一部木が伐採されているところがあるでしょ。ここが唯一シシ垣に日が当っているところです。だんだん館から迷わずこのポイントまでは間違いなく行けます。「猪垣の森 散策順路」の矢印看板がずっと出てますから。
教訓「思いつきで山に入るな。入るなら調べては入れ」でした。