カテゴリ:父を想う( 28 )

透析

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透析は週に3日。日中のほとんどが費やされた。同じように慢性腎不全の人たちが近隣から通院されている。同じ病気で通院。時々送迎しているときに、父はいろんな人の話をしてくれた。仲間のようになって、みんなで励ましあって日々過ごしてたんだね。


身障一級、精神的にも助けていただいてました。本当にお世話になりました。


by you-zooo | 2010-02-18 00:10 | 父を想う

自慢

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父の数少ない自慢。ミドリ十字は全国もの。


安全運転にはやかましかった。この県の優秀運転者にいただいたプレートはいい色になった。


数年前、県一名の全国表彰者に推挙されたのを「もう運転できる体ではない」と受けたい本人を説得し、辞退させた。父の最後の誇りになったかもしれないが、運動神経も視力も聴力も運転に適しているといえず、人に迷惑をかける可能性大。表彰者が人身事故なんてことになったら安教にも申し訳なくなる。真面目が取り柄の父への最後のプレゼントとして家族は受賞より運転をさせないことを選んだ。


自慢はこの古びたプレートで充分。無事故無違反は心がけが一番と教えてくれたじゃないですか。


 


本当は全国のミドリ十字のステッカーのような証明証を写したかったんだけれど間に合わなかった。


どこいったんだろう。 見つかったら差し替えるかも。


by you-zooo | 2010-02-17 00:10 | 父を想う

最初は目ヤニだと思ってた。

目の手術を何回したのだろう。視力の低下は著しかった。


 


何度も出血を止めた。


 


脳梗塞になった後、言葉での意思疎通が出来なくなったとき、大きな50音のボードを作ったが見えないと言い出した。視野も狭くなっていたんだという。


 


どんどん目の表面が白く濁り充血し見えなくなっていったのである。


 


眼科には目薬を取りに行くだけになった。


 


声を聞いて誰か判断していた。


テレビのプリペードカードは本人のためから看病する家族のためになった。


 


ラジオも聞かない。


世の中のことがどうなっているか、興味すらわかなくなっていたのかもしれない。


 


 


 


 


(映像は痛んだ目です。ご注意ください)


 


食事は鼻入食


 


 


 


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by you-zooo | 2010-02-16 00:10 | 父を想う

改築

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車椅子生活をどこでするかって家族会議。我が家は二階建。受け入れ拒否って話になったんで、具体的に車椅子を弟に乗ってもらって無理って立証したこともあったっけ。結果、自宅の改装をすることに。役所から補助が出るとか出ないとか、そんなことより住む場所の確保が先だって。車椅子の昇降機とベットのレンタル。そのための入口と床の改造。手摺をつけるほど廊下って広くなかった。結局トイレはポータブル。入浴はデイサービスで週二回。


 


by you-zooo | 2010-02-15 00:10 | 父を想う

生きるために 080522

父はタバコも酒も好きだった。


 


私が学生のとき既に糖尿病と診断され、酒は控えたほうがいいと言われていた。


本当に酒は好きだったのだと思う。家族の声を聞かずよく飲み続けた。


その時は楽しかったのだと思う。


 


しかし腎機能が低下し、血行不良になり、、、、、、とうとう右足の小指が黒ずんできた。


壊死の兆候だったと思う。


 


治癒する力が落ちていて膝下から切断しかないと説明を受けた。1年半程前の話だった。


 


生きるために切断をすることに同意した。


 


噂に聞いた「壊死と切断」だった。


もっと早く病気について家族みんなが知るべきだったかもしれない。


 


 


私は血族。


実は今日、先月自分が受けた人間ドックの結果が郵送されてきた。


年追うごとに慢性といわれる方向に着実に向かっている。


 


 


私は血族。酒は出来る限り飲まないようにしている。


いやこの時を機に自分の親から継いだ遺伝という切れないものを受け入れるために「酒は飲むまい。断れる範囲で断ろう」と思うようにしただけである。


 


 


 


 


 


 


(今回の映像は、壊死した部分の映像です。ご注意ください)


 


糖尿病という病気を知っていただこうと、また、父の生きた証として病室を撮り続けました。


 


残り半月はこのような内容を混ぜながら発表したいと思います。


 


 


 


もう気づかれたかもしれませんが、親指は既に手術して爪をとっています。


 


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by you-zooo | 2010-02-14 00:10 | 父を想う

市立宇和島病院

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四国西南地域唯一の総合病院。ここに通うことが当たり前になっていた。


職場から1時間。家から40分。旧病棟から新病棟。


病室も幾度と無く変わったけれど、基本この病院にお世話になりました。


by you-zooo | 2010-02-13 00:10 | 父を想う

もう使うことは無いんだけど。

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一ヶ月前にボイラーのボタンを押したんだったのかなーって感じですね。


後に残った右足の義足。ほとんど使うことが無かった。そんな体力残ってなかったんだもの。


これ持ってても仕方が無いって言われたれけど、なんか体の一部が残っているって思えてねー。


粗大ごみって割り切って捨てられないんだよねー。


by you-zooo | 2010-02-12 00:10 | 父を想う

家族四人旅

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一回だけ家族四人で泊旅行をしたことがある。二泊三日の九州旅行。埴輪公園、青島、鵜戸神宮、高千穂、水前寺公園、阿蘇、アフリカンサファリ、地獄巡り、ラクテンチ等 これが初の弾丸かも。臼杵港上陸から別府港出るまでで750k走ってるし、宿も予約無し。行き当たりばったり、でたらめしてたんだねー。私の弾丸も親譲りか~。負けてないなー振り返ってみたら強行軍だったんだね。


大人になって行った事あるところだらけだけど、行った場所って覚えてるものだね。改めて父に行って来たって言った事が無かったな~。


by you-zooo | 2010-02-11 00:10 | 父を想う

男二人旅

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最初に言っておきたいことが2つ


①父は仕事の旅行以外滅多に旅をする人ではなかった。


②私は何度か皆勤賞をいただいたほど休まない子供だった。 それなのに・・・・


 


中学の修学旅行(関西方面)の直前に扁桃腺を腫らし旅行に参加できなかった私。父は同じコースを行くかと言い出した。滅多に休まない父が夏休みを取って、修学旅行のコースを参考に私の行きたいところを時間いっぱいに取り入れた3泊4日の旅が決行された。


行った場所は京都・奈良・飛鳥の各所(知恩院、平安神宮、二条城、金閣寺、橿原神宮、岩屋山古墳、天武持統天皇陵、吉備姫王墓、亀石、高松塚古墳、橘寺、石舞台古墳、板蓋宮、飛鳥資料館、藤原京、鬼の雪隠・俎、菖蒲池古墳、小谷古墳、岩船、法隆寺、薬師寺、唐招提寺、東大寺、興福寺等)


二日間はタクシーを借り切って丸三日間観まくった。


岩船なんかマニアック過ぎて行く人が少ない。「二度は来んのぞ」と山を登ったのを覚えている。タクシードライバーは「もういいですか」ってその都度確認してたね。メーターかなり回ってたものねー。今は分かるコースだけど走行距離は僅か、ほとんど待ち時間。そんな旅。


こんなときのために働いて金を貯めてるんだと言ってたけれど使うだけ使ったよなー。土産は買ってなかったと思う。私の好きなことに金と時間を割いてくれた。二人だけで旅をしたのはこれが最初で最後。トリップ35で撮った長旅もこれが最後。忘れることの出来ない男二人旅。


アルバムもこの時までは丁寧に貼ってある。この後は私が撮った写真が数千枚。とても貼れない。それを支えてくれたのも父。いまさらアルバム貼ったら怒られるわ。


簡単なコンパクトカメラなのに、なかなか丁寧に撮ってるね。


by you-zooo | 2010-02-10 00:10 | 父を想う

真面目だったんだね

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初めてアルバムを覗いた。結婚式の日がいつか、どんなメンバーが集まってたか知らなかった。


新婚旅行のことなんて聴いたことも無かった。だって自分の生まれる前の事だもの。


真面目なことが無いかなって探してたら出てきた。式の翌日に両家が団欒し、その夜に九州に旅行に行ってた。細かい支出と行程がアルバムに貼ってあった。普通同じことをする人は多い。私も同じ。親譲りだったようだ。


私がどんなに整理用品を買ってきても文句を言わなかった。調べることにはほとんど止めなかった。


母も私が押し入れいっぱいファイルを入れてても何も言わない。お蔭でクリアファイルも200冊を超えた。30年前の本もすぐ出る。やっぱり親譲り。感謝。


新婚旅行が九州だったって大学時代に知ってたら絶対同じコースたどったのに。残念。


by you-zooo | 2010-02-09 00:10 | 父を想う

ゆっくりした旅が出来ない男の旅の綴り


by you-zooo
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